「ララの手紙」

ルナは手紙を読みました。

その手紙にはこう書いてありました。

(ルナさんへ、きょうの夜9時に外でまっていてください。)

ですが名前が書いていません。

ただ、ぼうしがかいているだけです。

そのときルナはきずきました。

「このむらさき色のとんがりぼうし。ぜったいま女さんのぼうしだ。」

でもルナはま女を今までしんようしていません。

(でも自分がま女になれるなら。)と思い、夜9時に外でまってみることにしました。

そして夜の9時。